デマレージとディテンション
船社によって違うんですよね~デマとディテンション。
デマは航路によっても、コンテナサイズによっても違うんですよね~。
料金統一してくれないかな~。
まず輸入書類がきたらフリータイム確認!!ですよね~。まずデマとディテンションの用語解説から・・・
1.デマレージ
これは「超過保管料」のことで、本船から陸揚げしコンテナ・ヤード(CY) 、コンテナ・フレイト・ステイション(CFS)に搬入されたコンテナ、貨物が一定の無料保管期間(フリー・タイムFREE TIME)を過ぎてもCY、CFSから引取られず引き続き留置された場合に課せられる超過保管料のことです。輸入手続きが長引く場合は高額のデマレージとなりますので十分な注意が必要です。
フリー・タイムとはCY、CFSに搬入されてから船の場合、通常5から6日間(第1週は土曜日、日曜日、祭日を除く。航路、船会社等で異なる場合があります)引取りが猶予される無料保管期間のことです。また、ドライ・コンテナ以外の特殊コンテナは3日間と短い場合があります。なお、航空貨物での輸入時は、成田空港の場合入庫の翌日から24時間です。
料金は使用するCY、CFSにより異なりますが、コンテナの回収を促進する意味から、長期滞留コンテナに対しては1日当りの料金が高額になっています。例えば、10日以上滞留すると、1日当り初日の料金の4倍も請求される場合があります。さらに、20フィ−トおよび40フィート・コンテナで料金が異なります。また、特殊コンテナはドライ・コンテナの約3倍の料金になっています。
2.ディテンション・チャージ
これは「返却延滞料金」のことで、コンテナ・ヤード(CY)から納入先にコンテナを運搬し、VAN POOL(コンテナ保管場)に返却されるまでの日数がフリー・タイムを超過した場合に課せられる料金です。これも船会社等により異なる場合があるのですが通常6日未満と6日以上に分けて、1日当りの料金が決められており、特殊コンテナはドライ・コンテナの約3倍の料金となっています。
コンテナで輸出入される場合、海上運賃の多寡のみならず、フリー・タイムの長短にも留意すべきでしょう。また、コンテナ返却の際、清掃状態が悪いと追加費用を請求されることもありますのでご注意ください。
関連記事